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新型コロナで話題の感染=コンテイジョン映画を見てみました!予言は言い過ぎだろって思っていましたが、今こそ見るべき作品です。地上波でホラーシーンはカットして放送するべき!!!
コンテイジョン 概要
製作会社:パーティシパント・メディア、イメージネーション・アブダビ
配給:ワーナー・ブラザース
アメリカ公開:2011年9月9日 日本公開:2011年11月12日
上映時間 :105分
製作国 :アメリカ
製作費 $60,000,000 興行収入 $75,658,097 日本興行収入3億6800万円
キャッチコピー「【恐怖】は、ウイルスより早く感染する。」
あらすじ
香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。謎のウイルス感染が発生したのだ。新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは──?
コンテイジョン 豪華キャスト紹介
ストーリー(ネタバレあり)
一人のアメリカ人女性ベス(グウィネス・パルトロウ)が、香港の空港で咳き込みつつ電話をするシーンから始まる。続いて香港の雑踏の中で、若者が熱でふらつきながら車道に倒れこむところを見せる。ここに「2日目」の文字が出て、ドラマの進行に日にちを重ねていく。
ミネアポリスの自宅に帰ったベスは発熱、発作をへて、運ばれた病院で突然亡くなり、まだ幼い息子も似た症状で死んだ。残された夫のミッチ(マット・デイモン)は隔離されて調べられるが、妻を死なせた病原菌に対して免疫があることが判る。彼の前妻との間に出来た娘にも免疫があるらしいが、実際には不明だ。この間にも謎の病気の感染者の数は増え続け、医療機関によるベスの感染経路の追跡調査が始まった。
DHS(国土安全保障省)の職員は生物兵器によるテロを疑い、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)のエリス・チーバー博士(ローレンス・フィッシュバーン)は、事実確認のためにエリン(ケイト・ウィンスレット)をミネアポリスに派遣する。彼女の調査でベスが発生源というところまで行きつくが、エリン自身が感染に倒れたことで、ベスがどこで、何から感染したかはわからない。治療薬の開発には時間がかかると想定され、ハイウェイや州境は封鎖されている。この間にも感染者が倍増、スーパーやドラッグストアが襲われている、というような描写が怖い。明日は我が身かもしれない。
ブログでレンギョウを使った薬の使用で自分の感染が治ったと書いて大儲けするフリーライターのアラン(ジュード・ロウ)の姿もリアルだ。医療関係者は発生源を突き止めて治療法を研究。自らを犠牲にしながら治療薬の開発に命を懸けるが、その一方にはこの混乱を利用して金もうけに走る者もいれば名前を売りたがる者もいる。感染の進行とともに買い占めが起こり、暴動が起き、ゴミの山が出来て都市は荒廃し、崩壊する。ドラマの進行にあわせて8日目、14日目というように100日すぎまで日にちが出て最後を締めくくるのが最初に戻って1日目。
私の感想レビューまとめ
①出演者が豪華
・主役級の役者たちが揃う
・他の映画やドラマで何度も見ているような俳優陣が出演
大根演技とかなくて安心して鑑賞できた。
②SFパニックスリラー作品を超越している
・ドキュメント調のストーリー「2日目」~「100日目」最後は「1日目」感染源
・2年かけてCDC取材と過去の感染症を参考にしているため妙にリアル
・解剖シーン、息子の亡骸リアルすぎる。マット・デイモンが発症しなかったが娘を守っていく姿がかっこいいパパ、プロムを家でするのもナイス!
③ウイルス感染パニックがコロナと重なる
・時系列が今回のコロナの流れと似ているよう
・ウイルス発生源はコウモリ 映画は【コウモリ→豚→料理人】から香港発生の流れ 昔から吸血鬼の悪イメージの理由がなんとなくわかる。
④医療者たちの戦い
・医療者も感染し亡くなる
発症してからの恐ろしさを知った上で対応する恐怖。看護師がストライキしたとの表現もでてきました。作成中のワクチンを自分に打って、発症してしまった医師父親に防護服なしで会いに行く気持ち。
⑤外国との戦い
・ワクチン開発競争
WHOがメインで感染対策や現地調査するけれど、リスク大で結局感染してしまったり危険と隣り合わせ。WHO職員を誘拐して取引してワクチン入手する。
⑥情報との戦い
ブロガーが根拠もない”レンギョウ”が効いたと発信し奪い合いが始まる。誰の言葉を信じたらいいのか?SNSを信じすぎてはいけない。通販やサプリのCM増えましたね。WHO・CDC職員から情報漏洩。家族に先に都市封鎖情報言ってしまう。
⑦一般人の戦い
食料、薬、日用品の奪い合い。銀行強盗や空き巣など。スーパーに咳している発症済みの人がマットに「助けて」と言いよってくる。スーパーの物は誰が触ったかわからないから感染リスク大!ワクチンは政府関係者など見えない優先順位がある。一般人は【誕生日】でワクチン摂取日が決定するしくみ。365日後摂取になる人がいる。
エリン医師の最後が悲しい。亡くなる直前に隣の患者にダウンコート差し出すシーン。
コロナとの比較
【MEV-1ウイルス】潜伏期間が短く、致死率が25%~30%と高いが、コロナは潜伏期間が長くて致死率が低い。コウモリが宿主である可能性が高い、都市封鎖、物資の奪い合い、情報の信用性、メディアの動向。
映画が教えてくれた感染しないため学び
映画で何度も“感染の媒介物”のシーンがみられる。「ここでうつったんかな?」と考察できる。エレベーター、香港のホテル、握手、つり革、てすり、椅子など
「人は1日に2000~3000回も顔を触り、起きているときには1分間に3~5回顔に触る」無意識に触ってしまうのである。私は看護学生時代に顔・髪の毛を触るクセは直すように学んだ。感染防御したプロであっても感染してしまう恐怖。
社会のマナー、ルール、秩序まで変化させてしまう。
自然を破壊し野生動物達の住処を奪い続けた先に起こる必然的な出来事だとエンディングで締め括っている。
特に野生動物、畜産動物、人の間で伝染して行くと呼ばれる疾病
コンテイジョンキャストからのコロナメッセージ
コンテイジョン監修医師もコロナに罹る
映画の医療監修:イアン・リプキン医師(コロンビア大学感染症免疫センター所長)新型コロナウイルスで、リプキン医師は中国に渡りパンデミック調査をしているが新型コロナウイルスに感染!3月24日には咳でむせながら家からテレビ電話でテレビ出演し「情けないことですが感染しました。私でも感染したのだから誰もが感染するでしょう」とニュースで語った。
コンテイジョン製作者 約100億コロナ支援寄付
社会起業家ジェフリー・スコールさんは、新型コロナウイルスとの戦いに向けて1億ドル(約106億円)スコール財団(Skoll Foundation)に寄付すると宣言!”検査ツールの整備、海外の開発途上国向けの人工呼吸器などの医療デバイスの支援”
映画会社パーティシパント設立者
フォーブス誌総資産51億ドルなので社会貢献のひとつですね。セレブにしたら節税になりますし。しかし額がすごい!
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