米映画「ターミナル」トムハンクス作品/英語勉強/実話?/感想ネタバレあり

米国映画
アイキャッチ画像出典:https://pc.video.dmkt-sp.jp/ti/10011241
この記事では

名作「ターミナル」と口コミ評価高い作品についてまとめてみました。評判通りトム・ハンクスにハマります!

概要

監督:スティーヴン・スピルバーグ
脚本:サーシャ・ガヴァシ、ジェフ・ナサンソン
原案:アンドリュー・ニコル、サーシャ・カヴァシ
製作:ウォルター・F・パークス、ローリー・マクドナルド、スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー、ジェイソン・ホッフス、アンドリュー・ニコル
撮影:ヤヌス・カミンスキー
美術:アレックス・マクダウェル
編集:マイケル・カーン
衣装デザイン:メアリー・ゾフレス、クリスティーン・ワダ
音楽:ジョン・ウィリアムズ、キャスティング:デブラ・ゼイン
出演: トム・ハンクス キャサリン・ゼタ=ジョーンズ スタンリー・トゥッチ チャイ・マクブライド ディエゴ・ルナ

2004年製作/129分/アメリカ
原題:The Terminal
配給:UIP

日本語翻訳:田尾友美

キャスト紹介

ビクター・ナボルスキー (Viktor Navorski)
トム・ハンクス

クラコウジア人の中年男性。大工仕事が得意で教養はあり、愛国心に満ち性格はとても真面目で素直である。少々不器用で要領は悪いが約束は必ず守る。はっきりとした職業は明かされていないが、過去に建設作業をした経験はある。

アメリア・ウォーレン (Amelia Warren)
キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

ユナイテッド航空のファーストクラス担当CA。39歳未婚男を見る目がない。歴史の本が好きで空港本屋によく行く。特にナポレオンがお気に入り。

フランク・ディクソン (Frank Dixon)
スタンリー・トゥッチ

JFK空港の国境警備局主任。警備局長に昇進する予定だったが、ビクターとの揉め事で予定の時期から昇進延期となってしまった。

レイ・サーマン (Thurman)
バリー・シャバカ・ヘンリー

空港の警備員。ディクソンの部下。ビクターに空港内を案内する。初めはビクターに対して高圧的だったが、最後はニューヨーク市街へ向かう彼をターミナルの玄関から送り出す。

エンリケ・クルズ (Enrique Cruz)
ディエゴ・ルナ

フード・サービス勤務。スペイン語圏出身のヒスパニック。入国審査官のドロレス・トーレスに恋をしていた。その為ビクターに対して食事(機内食)を提供するかわりにドロレスに様々な質問をするようにと取引していた。

ドロレス・トーレス (Dolores Torres)
ゾーイ・サルダナ

JFK空港の入国係官。ビクターを介して、後にエンリケと結婚する。

グプタ・ラハン (Gupta Rajan)
クマール・パラーナ

JFK空港の清掃員。インド・マドラス出身。「予約とってあるか?」が口癖。

ジャズが重要な要素となっていく。終盤、ジャズ・バーのシーンでベニー・ゴルソン本人が出演

あらすじ・ストーリー(ネタバレあり)

スピルバーグ監督とトム・ハンクスが「プライベート・ライアン」「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続き3度目の顔合わせを果たした感動ドラマ。思わぬハプニングから空港に“住む”ことになった男の受難劇を、コミカルかつ感動的に描く

ニューヨークのJFK空港。ある便で東欧の小国クラコウジアからやって来た男性ビクターだが祖国でクーデターが発生し、彼のパスポートは無効になる。仕方なくビクターは入国許可が下りるまで、空港の構内で暮らすことに。英語ができなかったビクターだが独学で英語を学び、空港内で仕事を見つけるのに成功。また、偶然知り合ったフライトアテンダント、アメリアとデートへ。そんなビクターが米国に来た目的は、意外なもので……。

https://www.wowow.co.jp/detail/019428

①物語の主人公ビクター・ナボルスキーはクラコウジア国から、この空港にやってきます。パスポートが審査に引っかかってしまって、ディクソンの部屋に呼ばれてしまいます。片言の英語しか分からないビクターはディクソンから説明を受けます。クラコウジア国ではクーデターが起こって、ビクターのビザは無効になってしまったのです。
入国することも帰国することもできなくなったビクターは、空港のロビーであれば捕まることがないと言われます。つまり、法律の隙間に落っこちてしまったのです。食事のクーポンや公衆電話のクーポンをもらいます。パスポートは預かられてしまいます。意味がほとんど分かってないビクターは、ロビーのテレビを見て母国で戦争が起こっている事に気づきます。お金も交換できず食事クーポンをもらうがトラブルでなくなります。改装中のロビーにたどり着きます。椅子を改造してベッドにします。
上司の空港局長サルチャックから、ディクソンは席を譲る話しを受けます。喜ぶディクソンはミスを犯さないようにと警告されます。入国できないことを理解していないビクターは、入国するために申請しに行くが、受付のドロレスが入国できないことを伝えます。
②ロビーで生活しているビクターを迷惑がったディクソンは、出口の警備員が一定期間いなくなるとビクターに伝えます。ビクターは出口に向かっていきますが、監視カメラが動いていて罠だと思います。ディクソンは外に出させて他の管轄に任せて逮捕されればと考えていましたが失敗。
お腹の空いたビクターは、(スーツケース)カゴを戻すと25セントもらえることに気づきます。次々とカゴを片づけてハンバーガーを食べます。空港内本屋を使って英語を覚えていきます。懲りずにビクターはドロレスの受付に申請していきますが通ることはありませんでした。そこにドロレスの事が大好きで、食事を運ぶ係のエンリケが話しかけてきます。エンリケはドロレスの情報を聞き出してくれたら、代わりに食事を提供すると約束してくれたのです。
ディクソンは次の手を考えます。移民局に申請すればニューヨークに行くことができると説明します。申請するには「戦争が恐ろしくて帰国できない」ことを伝えなければなりません。ビクターは故郷が大好きで怖くないと言います。ディクソンの作戦はまたもや失敗します。
ビクターはアメリアに誘われた店の食事代金をロビーの職員に聞きます。そしてロビー内の全店に働かせて欲しいと面接を頼みに行きます。どこも雇ってはくれませんでした。空港改装中ロビーでビクターは工事を始めます。親方がやってきて引き抜かれ仕事でき高給取りに。
③空港査察官に説明している途中、薬を持って入国しようとする男性が暴れます。男性はミロドラゴビッチという人物で父親に持って帰る薬だと説明します。ディクソンは書類が無いと没収になることを説明するが通じつビクターを呼びます。ビクターの隣国から来ていて説明がお互いに伝わります。没収されそうになってビクターが父親でなく、「ヤギのための薬」だと変更し無事に入国。
④ビクターはロビーのスーツ屋さんで、かっこ良いスーツを購入します。そして、帰国してきたアメリアを食事に誘います。食事場所はエンリケやグプタなどが店員を務める高級レストラン風の店です。アメリアは20年間空港に勤めて、ポケベルで呼び出されっぱなしでした。彼からの連絡を待っていましたが、ビクターのポケベルと一緒に遠くに投げます。ビクターは入国できるようになったらポケベルに連絡が来る予定だったのです。ビクターはアメリアにナポレオンが贈ったプレゼントを次に会った時にと約束します。それは1000個の噴水でビクターは工事に取り掛かります。エンリケが最後のお願いと、ドロレスに結婚指輪を渡してほしいとビクターに頼んできます。ドロレスはビクターが友人というエンリケに初めて会って結婚することにします。
ディクソンはアメリアを呼び出してビクターの事を説明します。アメリアは上手く説明できてなかったビクターに嘘をつかれたと怒ってきます。ビクターはピーナッツの缶の中にある真実を話します。中には亡くなった父親が好きだったジャズ演奏者達のサインが入っていました。最後の一人のサインをもらいにビクターはやってきたのです。1000個の噴水は流れませんでしたが、感動したアメリアはビクターとキスをします。
⑤クラコウジアの戦争が終わって、ビクター達は喜びます。一日だけの入国ビザをアメリアがビクターに渡します。既婚者の彼に頼んだのです。アメリアは彼と行ってしまってビクターは寂しげに見守ります。ドロレスにビザを持っていくと、ディクソンのサインが必要と言われます。ディクソンはサインをせずに、パスポートを渡して帰国を命じてきます。そして、エンリケやグプタの不正を餌に脅してきます。友人の彼等を巻き込むわけにはいかないビクターは帰国を選びます。その話しを聞いていた警備員がグプタに報告します。グプタは飛行機の前に飛び出して捕まることを選びます。ビクターが空港から出て、ジャズ演奏者の最後の一人のサインをもらいに行きます。缶に全てのサインが集まってエンディング。

予告動画

ターミナル – 予告編
The terminal complete soundtrack (FULL)

私の感想レビューまとめ

ポイントレビュー

トム・ハンクスの演技が光る:本当にクラコウジアの人に思えてくる。テレビで内戦しているのを知ったときの表情演技がすごい。言葉もアドリブと思えない本当のロシア語かなと思いました。
主人公の人間性に惹かれる:言葉じゃなくて行動で人間性がわかる。我慢強くて心優しい。ベッドのために椅子壊すのはぶっ飛んでると思いましたが…約束は守り不法入国しなかった。
簡単な英会話が学べる:「吹替」と「字幕」どちらでもおすすめできます!主人公が英語ができない設定なので空港職員たちとの会話は簡単な英語になっています。

感想

・主人公ビクター最初は「かわいそうでぶっ飛んだ人」知的に問題があるかな?と思いましたが、どんどんびくたーのキャラクターに惹かれていきました。
・空港に国境がある。入国するまでは法の隙間にいる状態。帰国も入国もできない、お金も言葉もわからない、もし自分がそんな状況に陥ってしまったら…ビクターのように明るく約束守ることなんてできない。恋もしてしまうのがおもしろい。
 

ネットの評価感想

女性レビュー
女性レビュー

トム・ハンクスの演技や魅力で面白さ増してると思います。トム・ハンクスの悲しそうな顔はこっちも胸が痛くなるので冒頭からもう彼を応援したくなる。後で知ったのですが実話ベースということにびっくり。

英語学習に向いてると書いてて、確かに主人公が英語喋れない、周りの人もなるべく優しく話そうとしてるので教材に向いてるので良さげです。

前半は言葉や文化が違う事でヴィクターがどこか子供っぽく描かれていたが、言葉や文化を彼なりに学ぶに連れ年齢相応の雰囲気を纏っていく変化が良かった。彼と言うキャラクターに空港中の職員が惹かれていき、ラストで暖かく空港の外に送り出されるシーンにそれが集約されていた。
「ニューヨークへ行く」目的とひと時の恋と、両方は叶わない(目的をブレされない)のも良かった。

実話がベース

1988年からパリのシャルル・ド・ゴール空港で18年も生活した人物、イラン人「マーハン・カリミ・ナセリ」さんと言われている。このマーハンが書き続けた日記「ターミナルマン」の映画化権を30万ドルで買って「ターミナル」が制作されました。

クラコウジアという国は?

正式名称クラコウジア共和国 英語表記はThe Republic of Krakozhia 架空の国。映画の中ではビクターの祖国であるクラコウジアは2004年1月16日、国内で軍事クーデターが起こるという設定になっている。場所はロシア付近の小さな国。パスポートがベラルーシのものと似ている。

クラコウジア語

主人公ビクター(トム・ハンクス)が話していた言葉はアドリブです。英語字幕ではブルガリア語となっているので1番近いと考えられます。

スポンサー

ユナイテッド航空提供のボーイング747。ビクターの搭乗予定の航空会社はユナイテッド航空。アメリアもユナイテッド航空のフライトアテンダントという設定。「ターミナル」スターアライアンスがスポンサーで制服、備品、エキストラを提供。

ロケ地

2001年にテロが起きて以降、空港での撮影は許可取れなくなり、代わりにセット撮影されています。「JFK国際空港」の設定ですが色んな空港の要素が混ざっています。
セット内にある店舗は全て実在するものであり、バーガーキングや日本の吉野家等を始め35店舗が参加。エキストラには実際にその店舗で行われる研修を受けさせた。本物の店員が出演した店舗もある。

無料/有料 動画視聴情報

【UNEXT】配信あり〇31日間無料
月額2189円
TSUTAYA TV配信あり〇30日間無料
月額2417円
dTV 配信あり〇31日間無料
月額500円


まとめ

ターミナル まとめ

  • トム・ハンクスの演技がすごい
  • ビクターの人間性ドラマ
  • 英語勉強できる
  • おもしろさの中に感動がある

少し古い作品ですがおもしろい。キャストは米国映画・ドラマ界でも有名な方たちです。



コメント

タイトルとURLをコピーしました